WORK SHOP

横浜の郊外に古い一軒家をリノベーションした自社のワークショップがあります。
販売した家具を安心して末永くお使いいただけるよう、家具製作経験のあるレストア担当スタッフがビンテージ家具の修理や塗装をはじめ、家具のアッセンブリーや修理、加工など様々な作業を行っています。

Vintage/Restore

カーフ・ブラックボードでは年3~4回程度、自社スタッフが直接現地に出向き、アンティークディーラーをはじめ、蚤の市やアンティークフェアー等を回りデザインやクオリティーなどを見極めて買付をしています。

状態を見極めて買付したビンテージ・アンティーク家具ではありますが、約50年以上も前に作られたものが大半なので、程度の差こそありますが日常の道具として使って頂くためのレストアが必要になります。

ビンテージ・アンティーク家具の風合いを生かしながら、その家具が本来持っていた使い勝手や機能をよみがえらせる為、クリーニングをはじめ、きしみや破損等の木工修復、塗装、ワックス掛けなどの作業を行っています。

買い付け

年3~4回程度自社スタッフが直接現地へ出向き、アンティークディーラーをはじめ、蚤の市やフェアーを回り、デザイン、クオリティーなどを見極め買い付けしております。
また、ショップスタッフも買い付けに同行することで、現地の暮らしぶりなどを踏まえながらビンテージ家具のすばらしさを、より多くのお客様へ伝えることが出来ます。

Warehouse

40FTコンテナで届いた商品をインボイスと照らし合わせながらコンディションを確認し採寸、写真撮りを行い、商品リストの作成に当たります。

Our Pride

大切に使われてきた古い家具に敬意を表し、これから先も永く使われ続けるようにとの願いを込めて修復することで使い捨てない、ものを大切にする心を伝えていきたいと考えています。
自らの手で修復を施した商品に識別番号の入ったラベルを貼っています。



クリーニング

何はともあれまずは汚れ落とし。一見きれいに見える家具でも40~50年を生き抜いてきたわけですから、このあたりで命の洗濯が必要です。積もった汚れやタバコのヤニ、時にワックスやオイルが塗られていたりもするので、スチールウールと呼ばれる目の細かい金属たわしと溶剤を使って塗装表面の汚れを洗い落としていきます。引き出しの底板も新しいオーナーに気持ちよく使ってもらえるように出来るだけきれいにします。革は革専用のクリーナ、ファブリックは掃除機でホコリをしっかりと取り除いたあとに専用のファブリッククリーナーで汚れを落とします。

木工修復

扉や引き出しのガタツキ、ボディのきしみ、引き手パーツの欠け・・・など美観はもちろん、これから先もしっかりと使っていただけるように修復します。クリーニングで落ちない汚れた引き出しの底板はここで張替えます。鍵穴の付いた家具には、オリジナルキーが紛失していてもスペアキーを加工し極力使用できるように取り組んでいます。

塗装 1

デンマークやイギリスのビンテージ家具のほとんどは、ラックニスやラッカーなどの塗料を使って表面コーティングが施されています。
これらの塗料は、現代のウレタン塗装やセラミック塗装の前の時代の塗料で、塗膜強度も低いのですが経年変化の風合いがいいのと、修復がし易いとの理由から、欧米の高級クラシック家具では今だに使われている塗料です。(私達もこの修復のしやすさに助けられています。)
塗膜が弱いと言っても、若い塗膜はそれなりに日常の使用に耐えうるのですが、40年以上も時を経た塗膜にとってテーブルトップなど過酷な条件にはなかなか耐えられず、全体に白化したり輪ジミになったり・・塗膜が機能しないと水分が突き板まで浸透し、突き板の浮きやめくれの原因になります。

塗装 2

当社では修復に当たって、テーブルやコーヒーテーブルなどの天板面の古い塗膜を全て剥離し、色あわせ~再塗装を行っております。また、それ以外の部分についてもクリーニング研磨後に吹き付け塗装により新しい塗膜を施した後、風合いのあるツヤを出す為にアンティ ーク家具用ワックスにて仕上げております。よく「メンテナンスはオイルですか・・?」との話を耳にしますが、知る限り、ほとんどオイルで仕上がったビンテージ家具に出会ったことがありません。デンマークのディラーでさえ、「少しのキズはオイルを塗ればきれいになるよ!」なんて言う人はいますが少なくとも私達が知る範囲ではNGです。オイルを塗ると、塗った直後は確かにツヤが出てきれいに見えますが、後にベタツキが取れないばかりか汚れが付き易く困った状態になります。

貼り

50~60年代のオリジナルファブリックを使った素晴らしい椅子やソファー入荷しますが、ファブリックの状態も内部のウレタンやバネ、ウェビング等の状態もまちまちです。バネの修理や伸びきったウェビングの張替えはもちろんですが、当時らしさがのこるファブリックや革は可能な限り生かせないものかと考えております。そこでカーフでは椅子、ソファー類のメンテナンスをするに当たり、「貼り替え」と「貼り直し」の何れかの修復方法を選択しております。ファブリックや革に日焼けによる退色や汚れが見られる場合は、新しいファブリックや革を選んで貼り替えするのが「張替え」風合いのある革で破れが見られないものや、ファブリックでクリーニング程度で十分生き返る貼り地は一度はがし、内部のウレタン交換・補充やウェビングの張替え等をした後に、再度はがした貼り地を貼る「貼り直し」の何れかの方法で椅子貼り職人による「貼り」を行ったものを販売しております。

PS
  • ①メンテナンス前の点検の際、
    生じていないキシミやガタツキに関しましては修理対象になっておりません。
  • ②椅子やソファー類に関して、現状や価格を考慮した上でクリーニングのみにて販売している商品もございます。
  • ③日常の使用に耐えうるようにとの思いで、出来る限りの修復を心掛けておりますが、経年変化による素材の劣化やデザイン優先による強度不足につきましては修復の対象外となる場合がございます。